株式会社 足立で
バッグのサンプル製作を担当している由良です。
今回は私が愛用しているバッグを紹介します。
極厚の2号帆布と
牛ヌメ革のコンビネーション。
金具は真鍮製。
やはり一番のインパクトは、
正面の顔になっているヌメ革です。
タンニン液の入ったピット槽に一か月ほど浸け、
月日と手間をかけて鞣(なめ)した素材です。
ヌメ革の大きな特徴でもあるのですが、
革への色付けは、表面を覆ってしまう顔料ではなく、
革を染める染料を使用しています。
そのため、革の表面はコーティングされておらず、
キズも付きます、毛穴から湿気や空気を吸います、
日焼けして色も変化していきます。
それこそがこのヌメ革の良いところ。
多少のキズやヨゴレは味だと思い、
気にせず使って、自分なりに育てていこうと思います。
ヌメ革のお手入れについては諸説ありますが、
私はなるべく使って触って、自分の手の油分を
与えてあげるのが良いと思っています。
ただし雨は大敵です。でもそこまで恐れることもないです。
なるべる濡れないようにバッグをガード。
もし濡れたらすぐに拭きます。
そうすれば、多少なら濡れてしまっても、
乾けば元通りになります。
私のバッグには、こんなものを入れています。
8インチタブレットがピッタリサイズ。
必要最低限なものを持ち歩く、
常に持ち歩いて、普段使いのお供として愛用しています。
荷物が多いときは、お揃いの愛用トートバッグM。
こちらもまた今後ご紹介したいと思います。
帆布も真鍮金具も経年変化が愉しめる素材です。
まだまだキレイな状態ですが、今後使い込んで、
自分なりに育てていきます。
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