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2019年2月14日

鞄と長くお付き合いするために…

ども、

 

ご無沙汰しております。

 

株式会社木和田正昭商店

 

自称「一人販売事業部」の長島です。

 

さてさて、

豊岡鞄KITTE丸の内店さんのブログに

1か月ぶり?

の登場ですwww

 

さて、前回大人の?事情で

次回は書くと言っていた

今回は鞄と長く付き合って行く為の

簡単なメンテナンス講座です‼

 

まず初めに注意ですが

あくまでこれは個人で行うメンテナンスです。

すべて自己責任でのメンテナンスでお願いいたします。

鞄によってはお持ちの物でも合わないクリームやブラシ等もございます。

メンテナンスキットをご購入の際には実際にメンテナンスしたい

革製品を一緒にお持ちいただきご相談の上のご購入がお勧めです。

 

今回は普段私が使用している物を使いますが

 

こちらに関してはあえて東急ハンズさんやロフトさん等で

 

買えるものにしています。

 

何故なら

 

勧めても手に入らない物じゃ意味ないでしょ(笑)

 

と、いうことで今回の用意している物を簡単にご紹介‼

 

まずはブラシ‼

 

こちらは普段から2種類を使い分けており

上の方が馬の毛で

下が豚の毛

何が違うかといいますと

簡単に言えば

柔らかさ

 

革によってはブラッシングすると

入りやすい物もあるので

 

使い分けてますが

 

イメージはソフトな革は馬毛

ハードな革は豚毛

ただし、例外もあるので

 

まずは御使いの鞄でまずは柔らかい馬の毛の方からお試しください。

 

お次に

クリームですが右から蜜ろう系のクリーム

 

これはイメージ的には傷が深い時やオイル系のヌメ革に使用しています。

 

但し、注意はヌメ革でもオイル無使用の革や

 

オイルが少ないヌメ革なんかは油シミになる可能性があるので注意

 

真ん中のクリームはデリケートクリーム

 

一番の万能で一番使用頻度が多いです。

 

こちらはオイル系の革には全般でご使用できます。

 

一番左のクリームはビーズワックス

 

一般的に言われているのが汚れ落とし用のクリーム

 

私的な使い方は初めに紹介した蜜ろう系クリームに

さらに汚れ落とし機能が付いたクリームって感じです。

なので最初の説明と同じでオイルが少ない革だと

シミになりますのでご注意‼

 

続いてはリムバーオイル

こちらは取扱注意なので

一般的にはお勧めしておりませんが

頑固な汚れも落としますが

革によっては下地の色まで落としてしまう可能性があるので要注意‼

 

そして

 

こちらは使い古したTシャツ(笑)

 

クリームを購入したら大体が専用のウエスが付いてくるのですが

革を傷めないため使い古したTシャツやストッキング等がマストwww

 

そして、意外と知らない裏技的なのがこちら

 

 

これ何だか分かります?

これ実は傘www

 

以前テレビ番組で靴磨きの職人が

一番光沢を出すのに磨くが優れているのが

使い古された傘の生地と語っていて

物は試しでお財布や硬いヌメ革の鞄を

クリームで磨いたら

一番光沢が出たんです(汗)

 

多分表面の細かい生地のザラザラが

研磨の役目になっているんだと思います。

 

さて前置きが長ったので今回は一般的に多い

 

 

ひっかき傷のお手入れ‼

 

一般的には

 

ブラッシングで大概は目立たなくなるのですが

 

今回使用している革が少しハードの物を使用したので

 

ブラッシングでは目立たなくならなかったので

 

 

オイルの強めの蜜ろう系で塗りこんでいきます。

ここでワンポイントですがクリームはその革にあった物があるので

初めから傷の個所を塗り込まないで

まずは目立たない場所で試し塗りするのがお勧めです。

 

分からなくなりましたよね?

 

クリームの塗りこみ時には一方方向ではなく

傷とは逆向きの方向に塗りこむのがポイント‼

 

意外と簡単でしょ?

これ意外と簡単なメンテナンスなので是非お試しあれ‼

 

これ以外にも革製品は人間の肌と同じで

定期的に栄養を与えないと割れてきたり

ボロボロになってきたりしますので

 

定期的に鞄にも潤いを(笑)

 

 

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